「オフィスにウォーターサーバーを置きたいけれど、場所を取りそうで悩んでいる」という法人担当者の方は多いのではないでしょうか。そんなときに候補に挙がるのが卓上型(ミニサイズ)のウォーターサーバーです。
この記事では、卓上型サーバーがオフィスに向いている理由、選ぶときのポイント、導入前に確認しておきたい注意点まで詳しく解説します。

卓上ウォーターサーバーとは?床置き型との違い
卓上型ウォーターサーバーは、カウンターやデスクの上に設置できるコンパクトなタイプです。高さ約40〜80cm・幅約25〜30cm程度で、床置き型(高さ100〜130cm)と比べてかなり省スペースです。
- 卓上型:高さ約40〜80cm、設置面積が小さい、軽量
- 床置き型:高さ約100〜130cm、大容量、安定感がある
機能面(温水・冷水)は基本的にどちらも同じです。
温水・冷水の機能は床置き型と変わらないため、小規模オフィスや休憩スペースが限られている職場には特に相性がよいタイプです。
法人オフィスに卓上型をおすすめする理由
省スペースで場所を選ばない
オフィスの給湯室や受付カウンター、会議室の棚の上など、わずかなスペースに設置できるのが最大のメリットです。床置き型だと動線を邪魔してしまう場所でも、卓上型なら既存の台や棚を活用して置くことができます。
導入コストが抑えられる傾向がある
卓上型は本体がコンパクトな分、レンタル料が床置き型よりも安いメーカーもあります。浄水型のモデルであれば月額2,500〜3,300円程度で導入できるケースもあり、コスト重視の法人には魅力的です。
来客対応にも使いやすい
受付やラウンジに卓上型を置いておけば、お客様が自由に水を飲めるセルフサービスコーナーとして活用できます。見た目がスッキリしていてインテリアにも馴染みやすい点も、法人利用の大きなポイントです。
セルフサービスにするなら、サーバーの横に紙コップを常備しておく運用が現実的です。業務用のケースでまとめて買っておけば、来客が重なった日でも切らす心配がありません。

法人向け卓上サーバーを選ぶポイント
水の種類を決める(宅配水 or 浄水型)
宅配水タイプはボトルを定期配送してもらう方式で、天然水やRO水を選べます。浄水型(水道直結型・補充型)は水道水をフィルターで浄水するため、ボトルの保管場所が不要で使い放題というメリットがあります。
少人数のオフィスなら宅配水、消費量が多い職場なら浄水型が向いています。
チャイルドロックの有無
お客様が触れる場所に設置する場合は、温水のチャイルドロック機能が付いたモデルを選びましょう。火傷事故の防止だけでなく、企業としてのリスク管理にもつながります。
メンテナンスのしやすさ
業務中にメンテナンスの手間がかかるのは避けたいところです。自動クリーン機能が搭載されたモデルや、フィルター交換が半年に1回程度のモデルを選ぶとオフィス運用が楽になります。
法人導入時のチェックリスト
- 月額費用(レンタル料+水代+電気代)
- 最低利用期間と解約金
- 請求書払い(法人の場合は銀行振込対応があると便利)
- 設置・撤去時の費用
- 故障時の対応スピード
卓上型の導入で注意したいこと
設置する台の耐荷重を確認する
卓上型とはいえ、サーバー本体+ボトルの重さは15〜25kg程度になります。既存の棚やカウンターに置く場合は、事前に耐荷重を確認してください。不安定な台に載せると転倒の恐れがあり危険です。
手ごろな台が見つからない場合は、家電向けのキャスター付きラックを使う手もあります。耐荷重が明記されている製品を選べば安心ですし、掃除のときにサーバーごと動かせるのも利点です。
電源の確保が必要
冷水・温水機能を使うには常時通電が必要です。設置場所の近くにコンセントがあるかどうかを確認し、たこ足配線は避けましょう。

よくある質問(Q&A)
Q. 卓上型で温水も出せるの?
A. ほとんどの卓上型モデルは温水機能を搭載しています。お茶やコーヒーを淹れるのに便利です。温水温度は80〜90度程度が一般的です。
Q. 何人規模のオフィスまで対応できる?
A. 卓上型は5〜10人程度の小規模オフィスに向いています。それ以上の人数で消費量が多い場合は、床置き型や複数台設置を検討しましょう。
Q. 法人契約で卓上型を扱っているメーカーは?
A. エブリィフレシャス、Locca(リッタ)、プレミアムウォーターなどが卓上型の法人プランを提供しています。法人専用の見積もりをもらえるメーカーもあるので、複数社に問い合わせて比較するのがおすすめです。
卓上型と床置き型のコスト比較
法人が導入を検討するうえで、コスト面の比較は欠かせません。卓上型と床置き型の一般的な費用をまとめました。
| 項目 | 卓上型の目安 | 床置き型の目安 |
|---|---|---|
| レンタル料 | 月額0〜550円 | 月額0〜1,100円 |
| 水代(12L×2本) | 約3,000〜4,000円 | 約3,000〜4,000円 |
| 電気代 | 月約400〜800円 | 月約500〜1,000円 |
| 月額合計の目安 | 約3,400〜5,350円 | 約3,500〜6,100円 |
水代は同じボトルを使うためほぼ同額ですが、卓上型はレンタル料と電気代が若干安い傾向にあります。浄水型の卓上モデルなら月額2,580円(Locca リッタ)からという選択肢もあり、水代を気にせず使い放題です。

オフィスに適した設置場所と動線の工夫
休憩スペース・給湯室
最もスタンダードな設置場所です。電源と水道が近くにあるため、浄水型を導入する場合にも便利です。従業員が自然と立ち寄る場所なので利用率が高くなります。
受付・エントランス
来客へのおもてなしとして設置するケースです。デザイン性の高いモデルを選ぶと、企業のブランドイメージ向上にもつながります。来客が多い業種では接待交際費として経費計上も可能です。
会議室
長時間の会議やミーティングが多い職場では、会議室への設置も効果的です。わざわざ給湯室まで取りに行く手間が省け、会議の生産性アップにも寄与します。
設置場所で気をつけたいこと
- コピー機やプリンターの近くは避ける(紙粉がサーバーに入る恐れ)
- エアコンの風が直接当たる場所は冷却効率に影響する
- 通路を塞がない位置に配置する(消防法の避難経路確保)
- コンセントまでの距離を確認(延長コードはたこ足になりやすい)
あわせて用意しておきたいのが、サーバーのそばに置く分別ゴミ箱です。使い終わった紙コップの置き場所が決まっていないと、周辺が散らかって衛生管理もしにくくなります。
法人導入で失敗しないためのチェックポイント
トライアル期間を活用する
メーカーによっては1〜2週間のお試し期間を設けているところがあります。クリクラなどは無料お試しが可能です。実際に使ってみてから本契約に進めば、「思ったより場所を取る」「水の消費が追いつかない」といったミスマッチを防げます。
従業員へのアンケートを取る
導入前に「ウォーターサーバーがあったら使いますか?」「どの場所に置いてほしいですか?」といった簡単なアンケートを取ると、実際の利用率や最適な設置場所の参考になります。せっかく導入しても誰も使わなければコストの無駄になるため、事前の需要調査は重要です。
管理体制を整える
オフィスのウォーターサーバーは「誰かがやるだろう」という状態になりがちです。ボトル交換・清掃・発注の担当者を明確にしておくことで、清潔な状態を維持でき、ボトル切れによる利用不能も防げます。
担当者が変わっても回るようにするなら、除菌シートをサーバーの横に常備しておくのがおすすめです。「気づいた人が給水口を拭く」だけの運用でも、清潔さがかなり保たれます。

人気の卓上型モデルの特徴
浄水型の卓上モデル
エブリィフレシャスの「mini」は、幅約25cm×奥行約29.5cmのコンパクト設計で、月額3,300円(税込)の定額制です。水道水を補充するだけで使えるため、ボトルの保管スペースが不要というメリットがあります。法人プランも対応しています。
宅配水型の卓上モデル
プレミアムウォーターの「スリムサーバーIII(ショートタイプ)」は、高さ約82cmで既存のカウンターの上に設置可能です。天然水の美味しさにこだわりたい法人に向いています。法人プランではボトル無料サービスが受けられるケースもあります。
プレミアムウォーター:カウンターの上に置ける宅配水型を探している法人には有力な候補です。非加熱処理の天然水をそのままの状態で届けてくれるので、来客にお出しする一杯の味にもこだわりたいオフィスに向いています。amadanaやcadoとコラボしたデザインモデルも選べるため、受付やエントランスに置いても生活感が出にくいのもポイントです。ただし最低利用期間は2〜3年と長めなので、オフィスの移転予定がある場合は契約前に条件を確認しておきましょう。
👇 卓上タイプの高さや天然水の中身まで、こちらで詳しくレビューしています

水道直結型の卓上モデル
ウォータースタンドの「ナノシリーズ」は水道直結型で、フィルター交換以外のメンテナンスが不要です。月額3,850円〜で、使用量を気にせず大量に使える点が大人数のオフィスに適しています。
ウォータースタンド:水道直結型で定額制のため、何リットル使っても月額が変わらないのが法人利用での強みです。ボトルの受け取り・保管・交換がまるごと不要になるので、総務や庶務の担当者が抱えがちな「誰がボトルを替えるのか問題」からも解放されます。空ボトルのゴミが出ないぶん、来客スペースの見た目を保ちやすい点も見逃せません。
👇 水道直結で使い放題になる仕組みと月額を、こちらで詳しくまとめています



導入後に見直したいランニングコスト
ウォーターサーバーを導入して3か月〜半年が経過したら、ランニングコストの見直しをおすすめします。実際に使ってみて「水の消費量が想定より少ない」「電気代が思ったより高い」と感じたら、プランやモデルの変更を検討しましょう。
水代が予算の大半を占めている場合は、宅配水タイプから浄水型への切り替えが有効です。逆に消費量が少なくてボトルが余るなら、配送スキップ制度を活用するか、ノルマなしのメーカーに乗り換えるとコストを最適化できます。
電気代が気になる場合は、省エネモード(エコモード)の活用を検討してください。夜間や休日に自動で消費電力を下げるモデルを選べば、通常モデルに比べて月200〜400円程度の節約になります。年間にすると3,000〜5,000円の差が出るため、長期利用では無視できない金額です。


まとめ
卓上ウォーターサーバーは省スペース・低コスト・導入ハードルの低さが魅力で、小〜中規模オフィスの法人利用に特に向いています。床置き型と機能面はほとんど変わらないため、設置場所さえ確保できれば快適に使えます。
導入前には月額費用・最低利用期間・設置台の耐荷重をしっかりチェックして、オフィスにぴったりの1台を見つけてみてください。
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