暑い季節にキンキンに冷えた水をゴクゴク飲む爽快感は格別です。しかし、ウォーターサーバーの冷水温度はメーカーやモデルによって意外と差があることをご存じでしょうか。
冷水温度の範囲は4〜12度が一般的ですが、冷却方式やエコモードの有無によって体感の冷たさは大きく変わります。「思ったより冷たくない」と感じてしまうのは、サーバー選びの段階でスペックを確認していなかったケースが多いのです。
この記事では、メーカー別の冷水温度を徹底比較し、冷却方式の違いや温度に影響する要因、さらに冷たさをアップさせるテクニックまで詳しくご紹介いたします。冷水重視でサーバーを選びたい方は、ぜひ最後までお読みください。
ウォーターサーバーの冷水温度は4〜12度が標準
一般的なウォーターサーバーの冷水温度は4〜12度の範囲で、冷蔵庫で冷やしたペットボトルとだいたい同じくらいの冷たさです。ただし、冷却方式やモデルによって実際の温度には結構な差がありますので、「冷たい水にこだわりたい」という方はスペックをしっかり確認しましょう。

メーカー別・冷水温度の比較
プレミアムウォーター:約6度(エコモード時:約10〜15度)
フレシャス dewo:約3.5〜8度(エコモード時:約4.5〜10度)
コスモウォーター:約6〜10度
クリクラ:約4〜10度
アクアクララ:約5〜12度
エブリィフレシャス tall:約5〜10度(エコモード時:約10〜15度)
ハミングウォーター:約6〜10度
ウォータースタンド:約5〜8度(モデルによる)

フレシャスdewoは約3.5度まで冷えるため、冷たさを重視する方に向いたスペックです。フレシャス公式サイトで詳しいスペックをご確認いただけます。
フレシャス:冷たさを最優先に選ぶなら、まず見ておきたいメーカーです。dewoは約3.5度まで下がるため、氷を足さなくてもしっかり冷えた水が飲めます。水は7.2kgの軽量パック式で、交換のたびに重いボトルを持ち上げる必要もありません。ただしエコモード中は冷却が弱まり、通常より水温が上がります。就寝中だけエコにして朝に解除する使い方なら、冷たさと省エネを両立しやすくなります。
👇 冷却方式やエコモードの挙動まで含めて詳しくまとめています



もっとも、せっかく冷えた水も常温のコップに注ぐとあっという間にぬるくなります。真空断熱のタンブラーに注いでおくと、冷たさが長持ちします。
冷却方式の違いで冷たさが変わる
コンプレッサー式
冷蔵庫と同じ仕組みで、しっかりと冷やせるのが最大の特徴です。冷水温度は4〜8度くらいまで下がり、パワフルな冷却力を発揮します。ただし、動作音がやや大きいのがデメリットです。プレミアムウォーターやコスモウォーターがこのタイプを採用しています。
プレミアムウォーター:冷水は約6度で、コンプレッサー式らしく安定して冷えるタイプです。水は非加熱処理の天然水なので、冷やしてそのまま飲みたい方に向いています。月額は4,082円〜(12L×2本・税込)で、amadanaやcadoとのコラボモデルならリビングに置いても浮きません。ただし最低利用期間が2〜3年と長めに設定されているため、ひと夏だけ試したいという使い方には向きません。長く使う前提かどうかを先に決めておきましょう。
👇 料金プランと最低利用期間まで含めて詳しく解説しています



コスモウォーター:こちらもコンプレッサー式で、冷水は約6〜10度の設定です。ボトルを足元にセットする方式なので、12Lを頭の高さまで持ち上げる作業がありません。天然水は3つの産地から選べ、月額は4,104円〜。ただしコンプレッサー式に共通することですが、冷水を続けて大量に使うと再冷却に時間がかかります。来客が多いご家庭は、事前の汲み置きと組み合わせて使うのがおすすめです。
👇 足元交換の使い勝手や選べる天然水についてまとめています



電子冷却(ペルチェ式)
電気を使って冷やす方式で、コンプレッサーより静かに動作します。しかし冷却力は弱めで、冷水温度は10〜15度くらいになることもあります。エブリィフレシャスminiなど卓上型に多いタイプです。
キンキンに冷たい水が好きな方は、コンプレッサー式のモデルを選ぶのが確実です。静音性とのバランスを取りたい場合は、設置場所も考慮して検討してみてください。


冷水温度に影響する要因
室温の影響
真夏に室温が35度近くなると、サーバーの冷却が追いつかず、冷水温度が通常より高くなることがあります。エアコンの効いた部屋に設置するのがベストです。直射日光が当たる場所も避けましょう。
連続使用で温度が上がる
一度にたくさんの冷水を出すと、タンク内の水温が一時的に上がります。パーティーなど大量に使う場面では、事前にピッチャーに移して冷蔵庫で冷やしておくのもひとつの方法です。
エコモードで温度が上がる
エコモード中は冷却を弱めるため、冷水温度が10〜15度くらいまで上がるモデルが多くなります。キンキンの冷水が飲みたいときは、エコモードを解除して15〜30分ほど待つと通常温度に戻ります。
もっと冷たい水が飲みたいときの対策
氷を入れる
一番手軽な方法です。サーバーの冷水に氷を入れれば、真夏でもキンキンの冷たさが楽しめます。サーバーの水で氷を作っておけば、溶けても味が薄まらないので、蓋付きの製氷皿を一つ用意しておくと便利です。
グラスを事前に冷やしておく
冷凍庫でグラスを冷やしておくと、注いだ水がより冷たく感じられます。飲食店のビールジョッキと同じ発想で、体感温度がぐっと下がります。
炭酸水機能付きモデルを選ぶ
炭酸が加わると体感温度がさらに冷たく感じられます。キリンの研究でも、炭酸水は同じ温度の普通の水より冷たく感じるという結果が報告されています。


常温水が飲めるモデルもある
「冷たい水は体に負担がかかるから常温がいい」という方も多くいらっしゃいます。最近は冷水・温水に加えて常温水も出せるモデルが増えています。
フレシャスのSlat+cafeやハミングウォーターは、冷水・温水・常温水の3温度に対応しており、家族それぞれの好みに合わせて使い分けられます。体調や季節に応じて選択できるのは、日常的に使ううえで大きなメリットです。
まとめ
ウォーターサーバーの冷水温度は4〜12度の範囲で、コンプレッサー式の方がしっかり冷えます。キンキンに冷たい水が好きな方には、フレシャスdewoやプレミアムウォーターがおすすめです。
エコモード時や連続使用時は温度が上がることがありますので、氷やグラスの冷却で補うのも賢い方法です。ご自身の好みに合った冷水温度のモデルを選んでみてください。
・カタログスペックの冷水温度を必ず確認する
・コンプレッサー式は冷却力が高いが動作音もやや大きい
・エコモード中は冷水温度が10〜15度に上がるモデルが多い
よくある質問
Q. エコモードでも冷たい水は出せますか?
エコモード中は冷却が弱まるため、通常より5〜10度ほど高い温度になるケースが多いです。冷たい水が必要なときは、エコモードを解除して15〜30分ほど待つと通常温度に冷えます。
Q. 冷水タンクの容量はどのくらいですか?
一般的なサーバーの冷水タンク容量は1〜2L程度です。一度にたくさんの冷水を使うとタンクが空になり、再冷却に時間がかかることがありますので、大量に使う場合は事前に汲み置きしておくのがおすすめです。汲み置きには保冷タイプの水筒を使うと、数時間経っても冷たさが残ります。
Q. 赤ちゃんのミルクには冷水と温水のどちらを使えばいいですか?
粉ミルクの調乳には70度以上の温水で溶かし、その後冷水で人肌程度に冷ます方法が推奨されています。冷水と温水の両方を使うことで、素早く適温のミルクが作れます。


冷水温度についてもっと知りたい方へ
Q. 冷水の温度を自分で調整することはできますか?
A. 多くのモデルでは冷水温度を細かく設定する機能はありません。エコモードのON/OFFで温度帯を切り替えるのが実質的な調整方法です。より冷たい水が欲しい場合は氷を活用しましょう。
Q. 冷水をたくさん使うと電気代は上がりますか?
A. 冷水を大量に出すとサーバーが再冷却を繰り返すため、通常より電気代が若干上がることがあります。ただし月額で数十円〜百円程度の差なので、それほど気にする必要はありません。





