炭酸水を毎日飲む方にとって、ペットボトルの買い出しや空き容器の処分は意外と手間がかかるもの。重いペットボトルをまとめ買いして運ぶのも、ゴミの日にまとめて出すのも面倒ですよね。
そこで注目されているのが「炭酸水メーカー」です。自宅で好きなときに好きな強さの炭酸水を作れるため、ペットボトルの購入頻度を大幅に減らすことができます。
炭酸水メーカーの二大ブランドといえば「ソーダストリーム」と「ドリンクメイト」。どちらも人気がありますが、実は機能や特徴にかなり違いがあります。
この記事では、この2つのブランドを中心に、炭酸水メーカーの基本的な仕組みから、選び方のポイント、コスト比較まで詳しく解説します。

炭酸水メーカーとは?基本的な仕組み
炭酸水メーカーは、専用のガスシリンダーから二酸化炭素を水に注入して炭酸水を作る家庭用の機械です。電源が不要な手動タイプと、ボタンひとつで作れる電動タイプがあります。
基本的な使い方はとてもシンプルで、専用ボトルに水を入れて本体にセットし、ボタンやレバーを操作してガスを注入するだけ。30秒もあれば1杯分の炭酸水が完成します。
炭酸水メーカーのメリット
- コスト削減:ペットボトルで買うよりも1杯あたりの単価が安くなることが多い
- ゴミの削減:ペットボトルのゴミが大幅に減り、環境にもやさしい
- いつでも新鮮な炭酸水:作りたての強炭酸が楽しめる。開封後の炭酸抜けの心配なし
- 買い出しの手間が減る:重い炭酸水を運ぶ必要がなくなる
- 炭酸の強さを調整できる:好みに合わせて微炭酸から強炭酸まで自由自在
- 省スペース:ペットボトルの保管場所が不要になる
ソーダストリームの特徴
ソーダストリームはイスラエル発のブランドで、炭酸水メーカー市場で世界的に高いシェアを誇っています。日本でも家電量販店やオンラインショップで広く取り扱われており、入手しやすいのが強みです。
主な特徴
- 対応飲料は水のみ:基本的に水にだけ炭酸を注入できる設計(ジュースやお酒には非対応)
- 操作がシンプル:ボトルをセットしてボタンを押すだけ。電動モデルなら力も不要
- モデルが豊富:手動式のテラ、電動式のE-テラ、デザイン性の高いアートなど、ラインナップが充実
- シリンダー交換が手軽:全国の家電量販店やオンラインで交換シリンダーが購入可能。取扱店舗数が多い
- デザイン性が高い:キッチンに置いても映えるモダンなデザイン
コストの目安
ソーダストリームのスターターキットは約13,000〜25,000円程度。付属の60Lガスシリンダーで約60Lの炭酸水が作れます。交換シリンダーは約2,160円なので、500mLあたり約18円程度のランニングコストです。電動モデルのE-テラは本体が高めですが、操作がワンプッシュで楽という利点があります。
ソーダストリームは「水だけに炭酸を入れる」シンプルな使い方を求める方に最適です。モデルの種類も多いため、予算やデザインの好みに合わせて選べます。シリンダーの交換しやすさも大きな魅力です。
ドリンクメイトの特徴
ドリンクメイトは、水以外の飲み物にも炭酸を注入できるユニークな特徴を持つブランドです。「炭酸水だけでは物足りない」という方に特に人気があります。
主な特徴
- 水以外にも対応:ジュース、ワイン、コーヒー、お茶など幅広い飲み物に炭酸を注入可能。気の抜けたビールに炭酸を足すこともできる
- 大容量シリンダー対応:142Lの「マグナムガスシリンダー」に対応しており、コスパが非常に高い
- 「インフューザー」方式:ガス抜き機構が搭載されており、炭酸注入後の余分なガスを安全に排出できる。水以外の飲料に炭酸を入れても噴き出しにくい設計
- 実用的なデザイン:シンプルで場所を取らない設計
コストの目安
ドリンクメイトのスターターキットは約15,000〜20,000円程度。マグナムガスシリンダー(142L、交換用約3,980円)を使えば、500mLあたり約14円まで抑えることも可能です。大量に炭酸水を消費する家庭にとっては、マグナムシリンダーの存在が大きなメリットになります。

ソーダストリームとドリンクメイトの比較
2つのブランドの主な違いをわかりやすく整理します。自分の使い方に合った方を選ぶ参考にしてください。
| 比較項目 | ソーダストリーム | ドリンクメイト |
|---|---|---|
| 対応飲料 | 水のみ | 水、ジュース、お酒など |
| シリンダー容量 | 60L | 60L / 142L(マグナム) |
| 500mLあたりコスト | 約18円 | 約14円(マグナム使用時) |
| 操作方法 | 手動 / 電動 | 手動 |
| 本体価格帯 | 約13,000〜25,000円 | 約15,000〜20,000円 |
| デザイン | モダンで種類が豊富 | シンプル・実用的 |
| シリンダー交換の手軽さ | 取扱店が非常に多い | 取扱店がやや少ない |
| 電動モデル | あり(E-テラ) | なし |
こんな方にはこっちがおすすめ
ソーダストリームがおすすめの方
- 水だけに炭酸を入れられれば十分という方
- 電動モデルで手軽に作りたい方(力が弱い方やお年寄りにも)
- キッチンのインテリアにもこだわりたい方
- シリンダーの交換しやすさを重視する方
- ブランドの信頼性や保証を重視する方
ドリンクメイトがおすすめの方
- ジュースやお酒にも炭酸を入れたい方
- ランニングコストを徹底的に抑えたい方
- 大量に炭酸水を消費する家庭(家族が多い・料理にも使うなど)
- 炭酸水だけでなく、炭酸ドリンクのバリエーションを楽しみたい方
- シリンダー交換の頻度を減らしたい方
炭酸水メーカーを選ぶ際のチェックポイント
ソーダストリームとドリンクメイト以外にも炭酸水メーカーは存在します。選ぶ際に共通して確認しておきたいポイントを紹介します。
ガスシリンダーの交換方法
ガスシリンダーは使い切ったら交換が必要です。近くの取扱店で交換できるか、オンラインでの購入・返却が可能かを事前に確認しておきましょう。交換の手間が面倒だと、使わなくなってしまうこともあります。
ボトルの容量と素材
付属ボトルの容量はモデルによって500mL〜1Lまでさまざまです。家族で使うなら1Lボトル、一人暮らしなら500mLボトルが使いやすいでしょう。また、ボトルには使用期限が設定されているものもあるため、交換頻度とコストも考慮に入れましょう。
設置スペース
キッチンカウンターに常時置くことになるため、本体のサイズも確認が必要です。幅15cm程度のスリムなモデルもあるので、置き場所が限られている場合はコンパクトなモデルを選びましょう。
炭酸の強さの調整
ほとんどの炭酸水メーカーはガスの注入量を調整できますが、電動モデルの方が一定の強さに仕上がりやすいです。手動モデルは慣れるまで炭酸の強さにムラが出ることもありますが、コツをつかめば問題ありません。
ガスシリンダーはメーカー純正品を使用してください。社外品の使用は安全面でリスクがあり、メーカー保証の対象外になる場合があります。シリンダーは高圧ガスなので、取り扱いには十分注意しましょう。
炭酸水メーカーとペットボトル、どっちがお得?
ペットボトルの炭酸水は500mLあたり50〜100円程度です。毎日1Lの炭酸水を飲むと仮定した場合のコスト比較は以下の通りです。
- ペットボトル(500mL×2本/日):月額約3,000〜6,000円
- ソーダストリーム:月額約1,080円(シリンダー約2,160円/60L)
- ドリンクメイト(マグナム):月額約850円(シリンダー約3,980円/142L)
ドリンクメイトのマグナムシリンダーを使う場合、ペットボトルと比較して年間で3〜6万円の節約になる計算です。初期投資(本体代15,000〜20,000円)はかかりますが、半年ほどで元が取れることが多いです。
さらに、ペットボトルのゴミが出ないため、ゴミ袋代の節約やゴミ出しの手間削減にもつながります。環境への配慮という面でも、炭酸水メーカーは優れた選択肢です。
よくある質問(Q&A)
Q. 炭酸水メーカーで作った炭酸水はどれくらい持ちますか?
作りたてが最も炭酸が強く、時間が経つと徐々に抜けていきます。密閉ボトルに入れて冷蔵庫で保管すれば、翌日くらいまでは十分な炭酸感を楽しめます。とはいえ、作りたてがベストなので、飲む直前に作るのがおすすめです。
Q. お手入れは必要ですか?
本体自体のメンテナンスはほとんど不要ですが、ボトルは定期的に洗浄してください。食器用洗剤で洗うだけでOKです。食洗機対応のボトルもあります。ボトル内にカビが生えないよう、使用後は水を捨ててしっかり乾燥させましょう。
Q. 電源は必要ですか?
手動式のモデルであれば電源不要です。キッチンにコンセントがなくても使えるため、設置場所を選びません。電動式は電源が必要なので、コンセント位置を確認しましょう。
Q. 水道水でも使えますか?
水道水でも問題なく使用できます。ただし、カルキ臭が気になる場合は浄水器を通した水やミネラルウォーターを使うと、よりおいしい炭酸水が作れます。

まとめ
炭酸水メーカーは、毎日の炭酸水生活をコスパ良く、エコに楽しむための便利な家電です。ペットボトルの買い出しやゴミ処分の手間から解放されるだけでなく、好みの強さの炭酸水をいつでも楽しめるようになります。
ソーダストリームは操作のシンプルさとデザインの良さが魅力で、水だけを炭酸にする用途であれば十分な選択肢です。ドリンクメイトは水以外の飲料にも対応し、マグナムシリンダーによるコスパの高さが大きな強みです。
自分の使い方に合ったモデルを選んで、ペットボトルの買い出しから解放されてみてはいかがでしょうか。
参考:マイベスト|炭酸水メーカーのおすすめ人気比較 / しゅわしゅわブログ|ソーダストリームとドリンクメイトの違い / ことりファミリー|炭酸水メーカーおすすめ比較レビュー


