ウォーターサーバーの月額費用を考えるとき、水代やレンタル料は気にしても電気代を見落としている方は意外と多いものです。電気代は月300〜1,000円程度かかるため、年間にすると3,600〜12,000円もの差が生まれます。
サーバー選びの際に電気代も考慮すれば、年間で数千円の節約が可能です。毎月の固定費として地味に家計に効いてくる部分ですので、しっかり確認しておくことをおすすめします。
この記事では、各社ウォーターサーバーの電気代を比較するとともに、電気代を左右する要因や効果的な節約方法を詳しく解説いたします。
各社ウォーターサーバーの電気代比較
まずは主要サーバーの電気代を一覧で確認しましょう。
| サーバー名 | 月額電気代(目安) | エコモード |
|---|---|---|
| フレシャス dewo | 約330円 | あり |
| エブリィフレシャス mini | 約410円 | あり |
| エブリィフレシャス tall | 約360円 | あり |
| アクアクララ アクアファブ | 約350円 | あり |
| ハミングウォーター | 約475円 | あり |
| プレミアムウォーター スリムサーバーIII | 約500円 | あり |
| コスモウォーター smartプラスNext | 約384円 | あり |
| クリクラ 省エネサーバー | 約756円 | なし |
| クリクラ(通常サーバー) | 約1,000円 | なし |




この比較表のなかで電気代が安いのはフレシャスdewo(約330円/月)です。エコモード搭載のサーバーとそうでないサーバーでは、月に500円以上の差が出ることもあります。
フレシャス:dewoはエコモードに加えて真空断熱構造を備えているため、24時間つけっぱなしで使ってもランニングコストが膨らみにくい設計になっています。電気代を軸にサーバーを選ぶなら、まず候補に入れておきたい一台です。水は7.2kgの軽量パック式で交換がラク、静音設計で夜間も音が気になりにくいなど、省エネ以外の使い勝手も整っています。グッドデザイン賞の受賞歴もあるモデルです。
👇 電気代を含めたフレシャスの月額を詳しくまとめています





電気代が変わる3つの要因
要因1:エコモード(省エネモード)の有無
エコモードは主に温水の加熱温度を下げたり、使わない時間帯の消費電力を抑えたりする機能です。この機能があるかないかで電気代は30〜50%変わります。
要因2:サーバーのタンク構造
冷水タンクと温水タンクが真空断熱構造になっているサーバーは、保温性が高いため電力消費が少なくなります。カタログスペックだけでなく、タンクの構造にも注目するとよいでしょう。
要因3:設置場所の環境
直射日光が当たる場所や暖房の近くに設置すると、冷却に余計な電力がかかります。涼しくて風通しの良い場所に設置するだけで、電気代を抑えることができます。
置き場所を変えられない場合は、サーバー周りの空気が動くようにサーキュレーターを回している方もいます。静音タイプなら夜間もそのまま使えます。
ウォーターサーバーの電気代を節約する5つの方法
- エコモードを必ずONにする
- 直射日光を避ける
- 壁から10〜15cm離して設置する
- 温水の温度設定を下げる(対応機種のみ)
- 電源は絶対に切らない
方法1:エコモードを必ず使う
エコモード搭載のサーバーなら、必ずONにしましょう。特に就寝中はエコモードにするだけで、電気代が月200〜300円安くなります。
方法2:直射日光を避ける
窓際に設置すると冷却に余計な電力がかかります。日が当たらない場所に移動するだけで節約になります。
方法3:壁から離して設置する
サーバーの背面には放熱スペースが必要です。壁から10〜15cm離すことで効率よく放熱でき、電力消費が抑えられます。
とはいえ、水が入った状態のサーバーを毎回動かすのは大変です。キャスター付きの台に載せておくと、掃除のときも背面のスペース調整のときも軽い力で動かせます。
方法4:温水を使わない時間帯は温度を下げる
一部のサーバーでは温水の温度設定を変更できます。70℃設定にすると90℃設定より電気代を節約できます。
方法5:電源は絶対に切らない
「使わないときは電源を切れば節約になる」と思われがちですが、これは逆効果です。電源を切ると水の衛生状態が悪くなるうえ、再加熱・再冷却に大きな電力がかかります。ウォーターサーバーの電源は24時間入れっぱなしが基本です。


電気代を含めたトータルコスト比較
電気代単体ではなく、水代・レンタル料を含めたトータルコストで比較することが重要です。
| サーバー | 水代/月 | レンタル料/月 | 電気代/月 | トータル |
|---|---|---|---|---|
| エブリィフレシャス tall | 水道代のみ | 3,300円 | 360円 | 約3,660円 |
| フレシャス dewo | 約4,158円 | 550円 | 330円 | 約5,038円 |
| プレミアムウォーター | 約3,974円 | 0円 | 500円 | 約4,474円 |
| クリクラ(通常) | 約3,180円 | 0円 | 1,000円 | 約4,180円 |
電気代を含めると順位が変わることもあるため、必ずトータルコストで比較するようにしましょう。トータルコストの一覧は以下の記事で確認できます。



プレミアムウォーター:電気代は約500円/月と、エコモード搭載機のなかでは平均的な水準です。ただしサーバーのレンタル料が0円のプランを選べば、上の表のとおり月額のトータルは4,000円台に収まります。電気代だけを切り出して比べるより、水代とレンタル料まで合わせて見たほうが実際の負担に近づきます。水は非加熱処理の天然水で、サーバーの種類が多く選べるのも特徴です。
👇 消費電力とトータルコストを含めて詳しくレビューしています



クリクラ:電気代だけを切り出すと、上の表のなかでは高めの部類です。省エネサーバーでも約756円、通常サーバーは約1,000円で、エコモードも搭載されていません。ただし水代が約3,180円と抑えられているうえ、サーバーのレンタル料も0円のため、トータルで見ると約4,180円と、電気代が安い機種より負担が軽くなるケースもあります。まさに「電気代を含めると順位が変わる」典型例といえる構成です。水はRO水にミネラルを添加したタイプで、無料お試しが用意されているので、実際の使い勝手を確かめてから契約するかどうかを決められます。
👇 電気代を含めた月額の内訳と、無料お試しの申込みの流れを詳しくまとめています



ウォーターサーバーvsケトル、電気代比較
「ケトルのほうが安いのでは」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
- 電気ケトル:1回の沸騰で約3円、1日3回使って月約270円
- ウォーターサーバー(エコモード):月約300〜500円
電気代だけならケトルのほうが安くなりますが、ウォーターサーバーは冷水も使えるうえにお湯を沸かす待ち時間がゼロという大きなメリットがあります。朝の忙しい時間帯にお湯がすぐ出るだけでも、利便性の差は非常に大きいと言えます。
お湯を使うのが1日1〜2回という方なら、サーバーは冷水中心で使い、お湯はケトルで沸かすという分担も現実的です。温度設定ができるモデルなら、コーヒーやお茶に合わせた温度で沸かせます。
よくある質問(FAQ)
Q. ウォーターサーバーの電気代は冷蔵庫より高い?
一般的な冷蔵庫の電気代は月600〜800円程度です。エコモード搭載のウォーターサーバーなら冷蔵庫より安いことがほとんどです。
Q. 24時間つけっぱなしで大丈夫?
つけっぱなしが基本です。電源を切ると衛生面に問題が出るうえ、再起動時に大きな電力がかかるため、常時通電が推奨されています。
Q. エコモードのデメリットはありますか?
エコモード中は温水の温度がやや下がります(通常80〜87℃が、70〜75℃程度になる機種が多い)。カップ麺を作る際には温度が足りない場合がありますが、コーヒーやお茶には十分な温度です。
Q. 電気代が最も安いサーバーはどれですか?
記事執筆時点では、この記事で取り上げた機種のなかではフレシャスdewoの約330円/月が最も低い水準です。エコモードと真空断熱構造の組み合わせが、省エネ性能の高さにつながっています。


参考リンク:
電気代に関する追加Q&A
Q. エコモードを常時オンにしていてもお湯はちゃんと出ますか?
エコモード中でも温水は出ますが、通常より温度が10〜15℃ほど低くなる場合があります。70〜75℃程度になるモデルが多いため、コーヒーやお茶には十分ですが、カップ麺を作るときは一時的にエコモードを解除するのがおすすめです。
Q. 真夏はウォーターサーバーの電気代が上がりますか?
室温が高い夏場は冷却に多くの電力を消費するため、冬場と比べて若干電気代が上がる傾向があります。エアコンの効いた室内に設置していれば影響は最小限ですが、直射日光が当たる場所や冷房のない部屋に設置すると電気代が増えやすくなります。
Q. 古い型のサーバーは電気代が高いですか?
一般的に、新しいモデルほど省エネ性能が向上しています。5年以上前のサーバーを使っている場合は、最新モデルに交換するだけで電気代が月300〜500円安くなることもあります。メーカーに問い合わせれば、無料でサーバー交換に対応してくれるケースもありますので確認してみてください。


※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



