「日本の水道水ってどこでも同じでしょ?」と思っている方は多いのではないでしょうか。
実は、水道水の硬度や味は地域によってかなり大きな差がございます。引っ越しをきっかけに「水の味が変わった」と感じた経験がある方も少なくないはずです。
この記事では、都道府県別の水道水の硬度の違いと、それが生活に与える影響について詳しく解説いたします。ご自身のお住まいの地域の水質を知ることで、より快適な水生活を送るヒントが見つかるでしょう。
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水道水の硬度は地域でこんなに違う
日本の水道水の平均硬度は約50mg/Lですが、地域によって10mg/L〜100mg/L以上まで大きな差があるのが実態でございます。
硬度が低い(軟水)地域
北海道:約30〜40mg/L。雪解け水が水源の超軟水でございます。
東北地方:約20〜50mg/L。山間部ほど軟水傾向が強くなります。
新潟・長野:約20〜40mg/L。日本アルプスの清流が水源です。
硬度が中程度の地域
関東(東京・神奈川):約60〜80mg/L。利根川水系で中程度の硬度でございます。
大阪・京都:約40〜60mg/L。琵琶湖・淀川水系の水が使用されています。
硬度が高い(硬水寄り)地域
沖縄:約80〜100mg/L以上。珊瑚礁の石灰岩を通過するため、硬度が高くなる特徴がございます。
千葉・埼玉の一部:約70〜90mg/L。地下水の影響で高めでございます。
熊本:約60〜80mg/L。阿蘇の火山層を通過する影響を受けています。
日本水道協会のサイトで、各地域の水質データを確認することができます。

硬度の違いが生活に与える影響
味の違い
軟水はまろやかで飲みやすく、硬水はミネラルの味がして重い印象になります。引っ越しで「水の味が変わった」と感じるのは、この硬度の違いが原因でございます。
料理への影響
軟水地域は出汁が美味しく取れ、ご飯もふっくら炊けるのが大きなメリットです。硬水寄りの地域では、出汁の味がいまひとつと感じることもあるでしょう。
肌や髪への影響
硬水地域では石鹸の泡立ちが悪くなったり、肌がカサつきやすくなったりすることがございます。髪のパサつきが気になる場合も、水の硬度が関係している可能性があります。
水道水の硬度は以下の3つの面で生活に影響いたします。
- 味:軟水はまろやか、硬水は重い味わい
- 料理:軟水は出汁・炊飯向き、硬水は煮込み向き
- 肌・髪:硬水は乾燥やパサつきの原因になることも

自分の地域の水道水が気になったら
水道局のサイトで水質データを確認する
各自治体の水道局は水質検査結果を公開しております。「お住まいの市区町村名+水質検査」で検索すれば、硬度を含む詳細な水質データを確認できます。
市販の水質検査キットを使う
通販サイトなどで500〜3,000円程度の水質検査キットが手に入ります。ご自宅の水道水の硬度やpHを簡単に測定できるため、気になる方はお試しください。
地域の水質に不満がある場合の対処法
水道水の味や硬度が気になる場合は、ウォーターサーバーで好みの水質の水を飲むのが手っ取り早い解決策でございます。
硬水地域にお住まいの方:浄水型サーバーでは硬度は変わらないため、天然水やRO水の宅配型がおすすめです。フレシャス(硬度21mg/L)やクリクラ(RO水)であれば超軟水が飲めます。
塩素が気になる方:浄水型サーバーで塩素を除去するだけで、味がぐっと変わります。ハミングウォーターやエブリィフレシャスがおすすめでございます。
浄水型サーバーは塩素やカビ臭を除去できますが、硬度は変わりません。硬水地域で軟水を飲みたい場合は、宅配型の天然水サーバーまたはRO水サーバーをお選びください。

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まとめ
日本の水道水の硬度は地域によって10〜100mg/L以上まで差がございます。北海道・東北は超軟水、沖縄は硬水寄りという特徴があります。硬度の違いは味・料理・肌への影響があるため、自分の地域の水質を知っておくことが大切です。水質が気になる場合は、水道局のデータを確認するか、ウォーターサーバーで好みの水質を選ぶことで快適な水生活を送ることができます。
よくある質問
Q. 同じ都道府県内でも硬度は違いますか?
はい、水源が異なれば同じ都道府県内でも硬度は変わります。たとえば東京都でも、多摩地域と23区では水源が異なるため、硬度に差がございます。最寄りの水道局で正確な数値を確認されることをおすすめいたします。
Q. マンションの水道水は戸建てと水質が違いますか?
水源からの水質自体は同じですが、マンションは貯水タンクを経由することが多いため、タンクの管理状態によって味や品質に差が出る場合がございます。定期的なタンク清掃が行われているかどうか確認すると安心です。
Q. 引っ越し先の水質を事前に調べる方法はありますか?
引っ越し先の自治体の水道局ホームページで水質検査結果を確認できます。硬度・残留塩素・pH値などの数値が公開されておりますので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
水道水の地域差に関する追加Q&A
Q. 季節によって水道水の味が変わるのはなぜですか?
水道水の味は季節によって変化することがございます。夏場は気温上昇で水源のプランクトンが増殖し、カビ臭の原因物質(ジオスミンなど)が発生しやすくなります。また、夏は塩素の消費が早いため残留塩素を多めに投入する傾向があり、カルキ臭が強くなることもあります。冬場は逆に水質が安定しやすく、味が良いと感じる方が多いです。
Q. 井戸水の地域では水道水より水質が良いですか?
井戸水は地域によって水質が大きく異なります。天然のミネラルが豊富で美味しい井戸水もあれば、ヒ素やマンガンなどの有害物質を含む場合もございます。井戸水を使用する場合は定期的な水質検査が欠かせません。安全性を最優先に考えるなら、水道水かウォーターサーバーの水をおすすめいたします。

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