「夏はたくさん飲むはずなのに、なぜか水が余っている」「外出が多くて家でサーバーの水を使う機会が減った」と感じていませんか。夏場は水分補給が増えるイメージですが、旅行や外出が多い家庭では意外とボトルが消費しきれないケースがあります。
未開封のボトルにも賞味期限がありますし、開封後のボトルは早めに使い切るのが基本です。この記事では、余った水を上手に消費する方法と、定期配送を調整するスキップの使い方を詳しく解説します。

ウォーターサーバーの水が夏に余りやすい理由
夏は水の消費が増える季節というイメージがありますが、実際に余ってしまうのにはいくつかの理由があります。
外出・旅行が増えて在宅時間が減る
夏休みの旅行やレジャー、お盆の帰省などで家を空ける日が増えると、ウォーターサーバーの水を使う機会が減ります。外出先ではペットボトルや自販機を利用するため、家のサーバー水が手つかずのまま溜まっていくケースが多いです。
定期配送のペースが合っていない
ウォーターサーバーの多くは定期配送で水が届きます。消費ペースに合わない配送間隔のまま放置していると、使う量よりも届く量が上回り、ボトルが溜まっていくことになります。
冷たい飲み物を外で買ってしまう
暑い日に外出先でつい冷たい飲み物を買ってしまい、結果的に家のサーバー水の消費が減るというパターンもよくあります。コンビニやカフェで飲む量が増えると、サーバーの水が余りがちになります。
余った水の活用方法
ボトルが余ってしまった場合、飲む以外の用途に活用することで無駄なく消費できます。ウォーターサーバーの水は塩素を含まない清潔な水なので、さまざまな用途に向いています。
料理に使う
お米を炊くとき、スープやお味噌汁を作るとき、パスタを茹でるときなど、料理全般にウォーターサーバーの水を使うと味わいが良くなります。特にお米は水の影響を受けやすく、軟水のサーバー水で炊くとふっくら仕上がります。出汁を取るときにも、塩素のない水を使うことで素材の風味を引き出せます。
氷を作る
製氷皿にサーバーの水を入れて冷凍庫で凍らせれば、カルキ臭のないクリアな氷が作れます。夏の飲み物がワンランクアップしますし、水の消費にもつながります。
冷蔵庫の自動製氷機能にウォーターサーバーの水を入れるのは避けましょう。塩素が含まれていないため、給水タンクや配管にカビや雑菌が繁殖するリスクがあります。必ず製氷皿を使って作るようにしてください。
製氷皿はシリコン素材でフタ付きのものを選ぶと、氷が取り出しやすく冷凍庫のニオイ移りも防げます。夏場は1日に何度も使うので、2〜3個あると回しやすくなります。
ペットの飲み水に使う
犬や猫の飲み水としてウォーターサーバーの水を使うことができます。ただし、硬度の高い水はペットの体に負担をかける可能性があるため、軟水のサーバー水を選ぶようにしましょう。
植物への水やり
観葉植物や家庭菜園への水やりにも使えます。塩素が入っていないため、植物への負担が少ない点がメリットです。
洗顔・スキンケアに使う
軟水のウォーターサーバー水は肌あたりが優しく、洗顔のすすぎやスキンケアに利用する方もいます。水道水のカルキが肌に合わないと感じている方には、試してみる価値があります。

定期配送のスキップ制度を活用しよう
水が余る状態が続くなら、定期配送の「スキップ(一時停止)」を利用するのが最も効果的な対策です。
スキップとは
スキップとは、次回の定期配送を1回飛ばすことができる制度です。ほとんどのウォーターサーバーメーカーで利用可能で、マイページやアプリから簡単に手続きできます。旅行で家を空ける期間や、ボトルが溜まっているときに便利です。
スキップ利用時の注意点
スキップの注意点
- 2ヶ月以上連続でスキップすると、月額800円〜1,100円程度の休止手数料が発生するメーカーが多い
- スキップの回数に上限を設けているメーカーもある
- 次回配送予定日の7日前までなど、手続きに締め切りがある場合がほとんど
- スキップ中もサーバーレンタル料が発生するケースがある
配送周期の変更も検討する
毎月のように水が余るなら、スキップを繰り返すよりも配送周期そのものを延ばす方がスマートです。2週間ごとの配送を3週間や4週間ごとに変更すれば、余りにくくなります。メーカーによっては1週間単位で調整できるところもあります。
配送を減らすのと同時に、家で飲む量を増やす工夫をしておくと調整がラクになります。冷水筒に水出しの麦茶を仕込んでおけば1回で1〜2Lは使えるので、余ったボトルの消化ペースが一気に上がります。
ボトルの保管で気をつけること
余ったボトルを保管する際は、水質を維持するためにいくつかのポイントを押さえておきましょう。
正しいボトル保管のルール
- 直射日光が当たらない場所に保管する
- 高温多湿を避け、できるだけ涼しい場所を選ぶ
- 未開封でも賞味期限を確認する(一般的に未開封で3〜6ヶ月程度)
- 開封後のボトルは2週間以内を目安に飲み切る
- ニオイの強いもの(洗剤・芳香剤など)の近くに置かない
特に夏場は室温が上がりやすいため、保管場所の温度管理は普段以上に意識してください。クローゼットの中やパントリーなど、温度変化の少ない場所が適しています。
そもそも水が余りにくいサーバーを選ぶには
今後サーバーの乗り換えや新規導入を考えている方は、水が余りにくいタイプを選ぶことで根本的な解決につながります。
ノルマなしのメーカーを選ぶ
注文ノルマ(月に最低○本の購入義務)がないメーカーなら、自分のペースで水を注文できます。アルピナウォーターやアクアクララは注文ノルマがなく、必要なときだけ注文できる仕組みです。
アルピナウォーター:「夏はよく飲むけれど冬は余る」というように、月ごとの消費量にムラがある家庭と相性のよい宅配水です。注文ノルマがないので、水が残っている月はそのまま注文を見送るという使い方ができます。水は北アルプスの天然水をRO膜でろ過した純水で、月額は3,254円〜の低価格帯。余ったボトルを料理や製氷に回しても、費用の負担が大きくなりにくいのは続けるうえで効いてくる部分です。
👇 注文ノルマや配送の条件を、料金とあわせて詳しくまとめています

アクアクララ:こちらも注文ノルマのない宅配水で、公式サイトのFAQにも「月々の注文ノルマは設けておりません」と明記されています。旅行や帰省で家を空けた月は、そのまま注文を見送るという調整ができます。ただし水を頼まない月も月1,100円〜のあんしんサポート料は発生するため、「注文しなければ0円」になるわけではありません。このサポート料には配達・設置と2年に1度のサーバー洗浄、故障時の対応が含まれています。なお1回の注文は12Lなら2本以上、7Lなら3本以上からの受付です。
👇 ノルマなしの仕組みと毎月の固定費のバランスを、アクアクララの実例で詳しくまとめています



浄水型サーバーならボトル不要
水道水を浄水して使うタイプのサーバーなら、ボトルが届くことがないため「余る」という概念がありません。使いたい分だけ使えるので、季節ごとの消費量の変動を気にする必要がなくなります。
余った水を無駄にしないための消費シミュレーション
自分の家庭でどのくらいの水が余りやすいのかを把握するために、月ごとの消費量を記録しておくことが効果的です。ボトルを交換した日付をカレンダーやスマホのメモに記録するだけでも、自分の消費ペースが見えてきます。
例えば、夏場に月2本(24L)の配送で1本余る場合、配送を月1.5本ペースに調整すれば無駄がなくなります。多くのメーカーでは1本単位での注文数の変更が可能なので、3ヶ月分のデータが溜まったら配送量を見直すと精度の高い調整ができるでしょう。
また、家族構成や生活パターンが変わったタイミングでも消費量は変動します。お子さんの成長や在宅勤務の有無など、生活の変化に合わせて定期的に配送設定を見直す習慣をつけておくと、年間を通じて水を余らせにくくなります。
在宅の日が多い時期は、水出しコーヒーを仕込んでおくのも手です。夜のうちにセットしておけば朝には飲めるので、日中の飲み物がサーバーの水で完結し、外で買う分が自然と減っていきます。
よくある質問
Q. 賞味期限が切れた未開封ボトルは飲める?
賞味期限は「おいしく飲める目安」なので、期限を少し過ぎたからといってすぐに飲めなくなるわけではありません。ただし、味や風味が落ちている可能性があるため、気になる方は料理や植物の水やりに使うと良いでしょう。
Q. 長期不在のときはサーバーの電源を切っていい?
ウォーターサーバーの電源は基本的に切らないことが推奨されています。電源を切ると冷却・加熱機能が停止し、タンク内の水に雑菌が繁殖するリスクが高まります。1週間以上の長期不在の場合は、水抜きをしてから電源を切り、帰宅後にサーバー内部を清掃してから使い始めるのが安全です。
Q. 水が余りやすいのは一人暮らしだけ?
一人暮らしに限らず、夫婦2人の家庭や共働きの家庭でも夏場は外出が増えるため余りやすくなります。家族が多くても全員が外出する時期には消費が減るため、世帯人数に関係なくスキップや配送調整の活用を検討しましょう。
まとめ
ウォーターサーバーの水が夏に余る主な原因は、外出の増加や配送ペースのミスマッチです。余った水は料理や製氷、ペットの飲み水など飲む以外の用途にも幅広く活用できます。根本的な対策としては、スキップ制度や配送周期の変更を活用して、届く量と消費量のバランスを見直すことが大切です。
「水が余ってもったいない」と感じたら、まずはメーカーのマイページで配送スケジュールを確認してみましょう。自分の生活リズムに合った設定に変えるだけで、無駄なくサーバーを使えるようになります。





