「自宅で手軽に水素水を作りたい」と考えて、水素水生成器の購入を検討されている方は多いのではないでしょうか。
水素水生成器には携帯型・据え置き型・サーバー型などさまざまな種類がございますが、家族で毎日たっぷり使うなら据え置き型が適しております。一度設置すれば蛇口から直接水素水が出てくるため、ペットボトルを買い続けるよりも経済的です。
この記事では、据え置き型水素水生成器の仕組みや選び方、主要な製品の特徴を詳しくお伝えいたします。
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水素水生成器とは
水素を水に溶かす装置
水素水生成器は、水に水素ガス(H2)を溶存させるための装置です。一般的な水道水にも微量の水素は含まれておりますが、水素水生成器を使うことで、通常よりも高い濃度の水素を水に溶け込ませることができます。
生成方式の種類
水素水生成器には主に2つの生成方式がございます。
電気分解(電解)方式
水道水を電気分解して水素を発生させる方式です。短時間で安定した濃度の水素水を生成でき、据え置き型の多くがこの方式を採用しております。アルカリイオン整水器と同じ原理で、水素の生成に特化したモデルが水素水生成器と呼ばれます。
マグネシウム触媒方式
マグネシウムと水の化学反応を利用して水素を発生させる方式です。構造がシンプルなため本体価格を抑えやすい反面、水素の生成に時間がかかり、マグネシウムスティックの定期交換が必要です。

据え置き型のメリットとデメリット
据え置き型のメリット
- 大容量の水素水を短時間で生成できる
- 蛇口に直結するためボタン操作だけで水素水が出る
- 家族全員で共有できる
- ペットボトルの水素水を購入し続けるよりも長期的にコストが低い
- 浄水機能も内蔵されている機種が多い
据え置き型のデメリット
- 初期費用が10万円〜30万円程度と高額
- キッチンのシンク周りにスペースが必要
- カートリッジや電極の定期メンテナンスが必要
- 持ち運びができない
水素水生成器の選び方
水素濃度で選ぶ
水素水の水素濃度はppm(parts per million)で表されます。常温常圧での水素の飽和濃度は約1.6ppmで、これが溶存水素の上限の目安となります。0.4ppm以上の濃度であれば、水素水としての一定の基準を満たしているとされております。
なお、1.6ppmを大きく超える数値を謳っている製品は、測定条件が特殊(加圧状態など)である可能性がありますので、条件をよく確認されることをおすすめいたします。
浄水性能で選ぶ
据え置き型の水素水生成器には、浄水フィルターが内蔵されているものがほとんどです。JIS規格で定められた除去対象物質(残留塩素・鉛・トリハロメタンなど)をどれだけカバーしているかを確認しましょう。
生成スピードで選ぶ
家族が多い場合や料理にも使いたい場合は、1分あたりの吐水量が多いモデルを選ぶと待ち時間が少なくなります。毎分1.5〜3リットル程度の流量がある製品が使いやすいでしょう。
ランニングコストで選ぶ
カートリッジの交換費用、電気代、メンテナンス費用を含めた年間のランニングコストを把握しておくことが大切です。カートリッジは6,000〜15,000円程度で、交換頻度は6ヶ月〜1年が主流です。
主な据え置き型水素水生成器の特徴
パナソニック TK-HS92
パナソニックの還元水素水生成器の上位モデルで、大画面液晶を搭載しております。水素濃度の目安をリアルタイムで表示する機能を備え、ボタン一つで8種類の水(還元水素水4段階・浄水・弱酸性水・酸性水・強還元水素水)を使い分けられます。7枚の電極板による安定した電解性能も特徴です。
パナソニック TK-HS71
TK-HS92のスタンダードモデルにあたる位置づけで、基本的な水素水生成機能は十分に備えております。6種類の水を生成でき、カートリッジは約12ヶ月交換不要です。コストパフォーマンスを重視する方に適した選択肢でございます。
日本トリム TRIM ION HYPER
日本トリムは電解水素水の研究開発に力を入れているメーカーです。TRIM ION HYPERは独自の電解槽技術により安定した水素水を生成でき、医療関連学会での研究実績も豊富でございます。業界ではパナソニックと並ぶ主要ブランドです。

ナノビア(nanovia)
柏崎ユーエステック社のナノビアは、ワンタッチで0.8〜1.0ppmの溶存水素を含んだ水素水を生成できる製品です。ナノバブル化した水素を含む独自の技術が特徴で、コンパクトなボディながら大容量での使用にも対応しております。料理やパン作りなど、飲用以外の用途でも活用されております。
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水素水生成器を使う際の注意点
- 生成した水素水は時間が経つと水素が抜けていくため、なるべく早めにお飲みください
- 水素は常温で30分〜1時間程度で濃度が大幅に低下します
- 沸騰させると水素は抜けてしまいます
- 密閉容器に入れても徐々に水素は抜けます
- 水素水の健康効果については現時点で科学的に確立されたものは限られております
水素水生成器と他の選択肢の比較
市販のペットボトル水素水との比較
市販のペットボトルやアルミパウチの水素水は手軽に試せる反面、1本あたり200〜400円とコストが高く、毎日続けるには負担が大きくなります。また、ペットボトルは水素が抜けやすく、開封時にはかなり濃度が下がっている可能性がございます。
ウォーターサーバーとの比較
ウォーターサーバーは天然水やRO水を便利に使える反面、水素水を生成する機能は通常ございません。水素水にこだわる方は据え置き型生成器、天然水の味わいにこだわる方はウォーターサーバーと、目的に応じて使い分けるのが賢明です。
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よくある質問
Q. 水素水生成器とアルカリイオン整水器は何が違いますか?
どちらも水道水を電気分解する仕組みは共通しておりますが、アルカリイオン整水器は管理医療機器として「胃腸症状の改善」をうたえるのに対し、水素水生成器は水素の溶存に特化した製品です。実際の構造はほぼ同じで、呼び方やマーケティング上の位置づけが異なるケースもございます。
Q. 電気代はどのくらいかかりますか?
据え置き型の水素水生成器の消費電力は使用時のみの通電で済むため、月額数十円〜数百円程度でございます。電気代が生活費を圧迫する心配はほぼございません。
Q. 設置はひとりでもできますか?
多くの据え置き型は蛇口に分岐水栓を取り付けてホースを接続するだけですので、工具があればご自身で設置可能です。ただし蛇口の形状によっては適合する分岐水栓の確認が必要です。
まとめ
据え置き型水素水生成器は、自宅で手軽に高濃度の水素水を生成できる製品です。パナソニックや日本トリムなどの主要メーカーから、さまざまな機能と価格帯のモデルが販売されております。
選ぶ際は水素濃度・浄水性能・生成スピード・ランニングコストの4つを軸に比較するのがおすすめです。水素水の健康効果については現時点で科学的に確立されたものが限られておりますので、過度な期待を抱かずに冷静に検討されることをお伝えいたします。
参考:S&Sエンタープライズ「電解水素水生成器と浄水器の違いは?据え置き型のメリット・デメリット」
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