「ウォーターサーバーを使いたいけど、社宅や賃貸だから設置できないのでは?」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、ほとんどの賃貸物件や社宅でウォーターサーバーは問題なく設置できます。ただし、サーバーのタイプや物件の管理規約によっては事前に確認が必要なケースもあります。
この記事では、社宅・賃貸でウォーターサーバーを設置する際に押さえておきたいポイントや、タイプ別の注意点、トラブルを防ぐための具体的なチェック項目までわかりやすく解説します。これから導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

🐔 ナビ助のおすすめ!
賃貸・社宅でウォーターサーバーは設置できるのか
ウォーターサーバーには大きく分けて「宅配水型」「水道直結型」「補充型(浄水型)」の3タイプがあります。どのタイプを選ぶかによって、賃貸での設置ハードルが変わってきます。それぞれの特徴と賃貸での相性を見ていきましょう。
宅配水型はほぼ問題なし
プレミアムウォーターやコスモウォーター、アクアクララなどに代表される宅配水型のウォーターサーバーは、コンセントに差すだけで使えるため、工事が一切不要です。テレビや冷蔵庫を置くのと同じ感覚なので、賃貸や社宅であっても管理会社への許可は基本的に必要ありません。
設置場所さえ確保できれば、引っ越し時もそのまま持っていけるので手軽です。天然水やRO水など水の種類を選べるのも宅配水型の魅力と言えます。
水道直結型は確認が必要なケースも
ウォータースタンドなどの水道直結型は、水道の蛇口に分岐水栓を取り付けて使うタイプです。取り付け作業は約1時間程度で完了し、原状回復が可能な工事であるため、基本的には大家さんの許可なく設置できます。
ただし、以下のケースでは事前に確認しておくと安心です。
- 築年数が古く、水道の蛇口が特殊な形状の物件
- 社宅の管理規定で設備の改変が禁止されている場合
- マンションの管理規約に水回りの工事制限がある場合
- 蛇口の形状が対応外で、アダプターが必要な場合
補充型(浄水型)は賃貸との相性が抜群
水道水をタンクに注いで浄水するタイプのウォーターサーバーは、工事不要・ボトル配送なしで使えるため、賃貸との相性が非常に良い選択肢です。月額料金も定額制のメーカーが多く、水の使用量を気にせず使えます。ボトルの保管場所を確保する必要もないので、狭い住居でもスペースを圧迫しません。
水道直結型でも「原状回復可能」な取り付けであることがほとんどです。退去時に元通りにできるかどうかを、事前にメーカーへ確認しておくのがおすすめです。補充型なら工事の心配がそもそも不要です。
社宅特有の注意点
一般的な賃貸物件と比べて、社宅にはいくつか特有の事情があります。設置前に確認しておきたいポイントを整理しました。
会社の規定を確認する
社宅は会社が借り上げている物件であるため、入居者が個人的に設備を導入する場合、会社の総務部門への確認が必要になるケースがあります。特に水道直結型の場合は、念のため事前に相談しておくとトラブルを防げます。
確認する際は「工事不要のタイプを検討している」「原状回復可能な設備である」ということを伝えると、スムーズに許可が下りやすくなります。
退去時のルールを事前に把握する
社宅では退去時の原状回復ルールが一般賃貸より厳しいことがあります。宅配水型であれば問題になることはほとんどありませんが、水道直結型を使っている場合は、退去前にメーカーへ取り外し依頼を忘れないようにしましょう。取り外し費用が別途発生するメーカーもあるため、契約前に確認しておくのが賢明です。
ボトルの受け取り・保管場所
宅配水型を利用する場合、定期的に12リットルのボトルが2本セットなどで届きます。社宅によっては宅配ボックスがなかったり、玄関前にボトルを置けない規定がある場合もあります。不在時の対応方法(置き配対応の有無など)をメーカーに確認しておくと安心です。
騒音への配慮
社宅や集合住宅では騒音がトラブルの原因になることがあります。ウォーターサーバーは冷却時にコンプレッサーの作動音が発生する機種もあり、寝室の近くに設置すると気になる場合があります。静音設計のモデルを選ぶか、リビングやキッチンに設置するとよいでしょう。

設置場所を決めるときのチェックポイント
賃貸や社宅は限られたスペースで生活することが多いため、ウォーターサーバーの設置場所選びは重要です。以下のポイントを参考にしてみてください。
コンセントの位置
ウォーターサーバーは常時電源が必要です。延長コードの使用はメーカーが推奨していないケースが多いため、コンセントの近くに設置スペースを確保できるかどうかを事前に確認しましょう。特にキッチンはコンセントの数が限られていることが多いので、他の家電との兼ね合いも考慮が必要です。
壁との距離
ウォーターサーバーの背面には放熱のためのスペースが必要です。一般的に壁から10cm以上離して設置することが推奨されています。狭い場所に無理やり押し込むと、故障や結露の原因になるだけでなく、壁紙にカビが生えてしまう可能性もあります。賃貸では壁紙の汚損が退去時の修繕費につながるため、注意が必要です。
床の耐荷重と保護
ウォーターサーバー本体にボトルの水を加えると、30kg前後の重さになります。通常のフローリングやクッションフロアであれば問題ありませんが、ウォーターサーバー用のマットやトレーを敷いておくと、床のへこみや水漏れによるシミを防げます。退去時にフローリングの傷やへこみを指摘されるリスクも減らせるので、マットの利用をおすすめします。
直射日光・高温多湿を避ける
窓際や暖房器具の近くは避け、直射日光が当たらない場所を選びましょう。水の品質劣化やサーバー本体の故障を防ぐためです。また、湿気の多い場所もカビや雑菌の繁殖原因になるため、風通しの良い場所が理想です。
生活動線の妨げにならない場所
キッチンや廊下など、人が頻繁に通る場所にサーバーを設置すると、ぶつかって転倒させてしまうリスクがあります。特にお子さんがいるご家庭では、手の届きにくい場所やチャイルドロック付きの機種を選ぶなどの配慮も大切です。
延長コードやたこ足配線は発火のリスクがあるため、ウォーターサーバーでは使用を避けてください。必ず壁のコンセントに直接差し込みましょう。アース端子がある場合は接続しておくとさらに安心です。
賃貸向けのウォーターサーバー選びのコツ
賃貸や社宅に住んでいる方がウォーターサーバーを選ぶ際に、押さえておきたいポイントを紹介します。
卓上型(コンパクトタイプ)を検討する
床置き型はスペースをとりますが、卓上型であればキッチンカウンターやテーブルの上に置けるため、ワンルームや1Kでも導入しやすいです。卓上型でも温水・冷水の両方が使えるモデルが多く、機能面で大きな差はありません。重量も15kg前後と軽いため、引っ越し時の移動もスムーズです。
契約期間と解約金を確認する
賃貸住まいの場合、転勤や引っ越しが発生する可能性があります。契約期間の縛りが短いメーカーや、解約金が無料のプランを選んでおくと安心です。一般的なウォーターサーバーの最低利用期間は1〜3年程度で、途中解約すると5,000〜20,000円程度の違約金が発生するケースが多いです。引っ越し先でも継続利用できるかどうかも確認しておきましょう。
引っ越しサポートがあるメーカーを選ぶ
一部のメーカーでは、引っ越し時のサーバー回収と新居への再設置を無料で対応してくれるサービスがあります。転勤が多い方にはこのサービスの有無が大きなメリットになります。引っ越し時の手続き方法や、サーバーの一時保管が可能かどうかも事前に確認しておくと、いざというときに慌てません。
配送エリアの確認
宅配水型の場合、メーカーによって配送エリアが限られていることがあります。現在の住所だけでなく、転勤の可能性がある地域でも配送が可能かどうかを確認しておくと安心です。全国対応のメーカーを選んでおけば、引っ越し先でも同じサービスを続けられます。

🐔 ナビ助のおすすめ!
タイプ別の費用比較
賃貸・社宅でウォーターサーバーを使う際に気になるのが月々のコストです。タイプごとのおおまかな費用感を整理します。
宅配水型の費用目安
宅配水型はサーバーレンタル料が無料のメーカーが多く、月々の費用は水代が中心で、24リットル(12リットルボトル2本)あたり3,000〜5,000円程度が一般的です。ただし水の使用量が増えるとコストも上がるため、家族の人数や使用頻度に応じた試算が必要です。
浄水型(補充型・水道直結型)の費用目安
浄水型は月額定額制のメーカーが主流で、月々3,000〜4,000円程度でどれだけ使っても料金が変わりません。水道代はかかりますが、水道水の単価は非常に低いため、家族が多い世帯やたくさん水を使う方にはコストパフォーマンスが高い選択肢です。
よくある質問(Q&A)
Q. 賃貸でウォーターサーバーを置いて、退去時に原状回復費用を請求されることはありますか?
宅配水型や補充型であれば、床置きするだけなので原状回復費用が発生することは基本的にありません。ただし、水漏れによる床の損傷や壁紙のカビなどがあった場合は修繕費を請求される可能性があります。受け皿やマットを敷いて予防しておくと安心です。
Q. 社宅で水道直結型を使いたい場合、誰に許可をとればよいですか?
まずは会社の総務部門に確認し、必要であれば管理会社や大家さんにも連絡を入れましょう。原状回復可能であることを伝えれば、許可が下りるケースがほとんどです。メーカーに「賃貸向け設置説明書」がある場合は、それを添えて相談するとスムーズです。
Q. ワンルームでもウォーターサーバーは置けますか?
卓上型やスリムタイプの床置き型であれば、ワンルームでも十分に設置可能です。幅30cm以下のコンパクトなモデルも多く、冷蔵庫の横やキッチンカウンターの上など、少しのスペースがあれば問題ありません。
Q. 宅配水のボトルはどのくらいの頻度で届きますか?
多くのメーカーでは月1~2回の定期配送が基本です。配送スキップ(一時停止)ができるメーカーもあるので、水の消費量に合わせて調整できます。ただし、スキップを連続で行うと手数料(月800〜1,000円程度)が発生する場合もあるため注意が必要です。
Q. 転勤が決まったとき、ウォーターサーバーの手続きはどうすればよいですか?
メーカーのカスタマーセンターに連絡して、住所変更の手続きを行います。引っ越し先でも利用可能な場合は配送先の変更だけで済みます。サーバーの移動については、メーカーが回収・再設置してくれるケースと、自分で運ぶケースがあるため、事前に確認しておきましょう。引っ越し先が配送エリア外の場合は、解約して他社に乗り換えることも検討してみてください。
Q. 社宅の共用スペースにウォーターサーバーを設置することは可能ですか?
社宅の共用スペースへの設置は、個人の判断ではなく管理側(会社や管理組合)の許可が必要です。法人向けプランを用意しているメーカーもあるため、福利厚生としての導入を会社に提案するのも一つの手です。
まとめ
社宅や賃貸であっても、ウォーターサーバーの設置は十分に可能です。特に宅配水型や補充型の浄水型であれば、工事不要でコンセントに差すだけで使い始められます。
設置前に確認しておきたいポイントを改めて整理すると、社宅の場合は会社の規定、水道直結型の場合は管理会社への確認、そして設置場所の電源・スペース・壁との距離の3点が重要です。これらをクリアすれば、快適なウォーターライフを楽しめます。
ウォーターサーバー選びに迷ったら、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:マンション・アパートでウォーターサーバーを使うときの注意点
関連記事:ウォーターサーバーの選び方7つのポイント
関連記事:一人暮らしにおすすめのウォーターサーバー

参考:ウォータースタンド「賃貸物件で水道直結ウォーターサーバーはつけられるの?」
参考:アクアクララ「ウォーターサーバーのベストな置き場所と設置する際の注意点」
🐔 ナビ助のおすすめ!


