「水ってこんなに種類があるの?どれを飲めばいいかわからない」とお感じの方は多いのではないでしょうか。
水道水、ミネラルウォーター、炭酸水、シリカ水、水素水、アルカリイオン水と、水の選択肢は実に豊富です。種類がありすぎて迷ってしまうのも無理はございません。
この記事では、水の種類をわかりやすく整理した上で、目的別の選び方を詳しくご紹介いたします。ご自身の生活スタイルや目的に合った水選びの参考にしてください。
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水の種類一覧
1. 水道水
浄水場で処理された安全な水です。残留塩素による殺菌効果があります。日本の水道水は世界トップクラスの品質を誇り、コスパは抜群(1Lあたり約0.2円)です。
2. ミネラルウォーター(軟水)
硬度120mg/L未満の水です。日本のミネラルウォーターのほとんどがこちらに該当します。まろやかで飲みやすく、和食や日本茶に合います。赤ちゃんにも安心して使えます。
3. ミネラルウォーター(硬水)
硬度120mg/L以上の水です。カルシウムやマグネシウムが豊富で、ミネラル補給やダイエットサポートに向いております。ただし独特の味があるため、好みが分かれます。
4. 天然炭酸水
天然に炭酸ガスが溶け込んでいる水(ペリエ、ゲロルシュタイナーなど)です。人工炭酸水より泡がきめ細かく、食事に合わせやすい特徴がございます。
5. 人工炭酸水
水に人工的に炭酸ガスを注入したもの(ウィルキンソンなど)です。強炭酸のものが多く、そのまま飲んだりハイボールの割材として人気があります。

6. アルカリイオン水
水を電気分解して生成されるアルカリ性の水です。胃腸症状の改善効果が医療機器として認められておりますが、効果の実感には個人差がございます。
7. シリカ水
シリカ(ケイ素)を豊富に含む天然水です。コラーゲン生成を助ける働きが期待されており、美容目的で飲む方が増えております。
8. 水素水
水素ガスを溶かした水です。抗酸化作用が期待されておりますが、科学的エビデンスは限定的です。過度な期待は禁物と言えるでしょう。
9. 純水(ピュアウォーター)
ミネラルや不純物を極限まで除去した水です。赤ちゃんのミルク作りに最適で、味はほぼ無味です。
10. 温泉水
温泉の源泉をボトリングした水です。ミネラルバランスが独特で、pH値が高いアルカリ性のものが多い特徴がございます。
目的別 おすすめの水の選び方
日常の水分補給
おすすめ:水道水(浄水器付き) or 軟水のミネラルウォーター
毎日大量に飲むものですので、コスパと飲みやすさが重要です。水道水に浄水器をつけるのが最もコスパに優れた方法です。
ダイエット
おすすめ:硬水 or 常温の炭酸水
硬水のマグネシウムで便通改善、炭酸水の満腹感で食べすぎ防止の効果が期待できます。食前に飲むのがポイントです。
美容
おすすめ:シリカ水 or 白湯
シリカ水でコラーゲン生成をサポートし、白湯で代謝アップとデトックスを促します。朝の白湯は美容の基本です。

スポーツ・運動
おすすめ:ミネラル豊富な硬水 or 炭酸水
汗で失われるミネラルを補給しましょう。激しい運動後はスポーツドリンクも選択肢に入れてください。
赤ちゃんのミルク
おすすめ:軟水(硬度60mg/L以下) or 純水
赤ちゃんにはミネラルが少ない水が安全です。水道水を沸騰させたものでも問題ございません。
料理
おすすめ:軟水(和食)、硬水(洋食の煮込み料理)
出汁をとるなら軟水、肉の煮込みなら硬水と使い分けることで、仕上がりが大きく変わります。
災害への備え
おすすめ:長期保存水 or ペットボトルのミネラルウォーター
1人1日3リットル、最低3日分を備蓄しておきましょう。ローリングストック法で管理すると、賞味期限切れを防げます。
- 日常の水分補給 → 水道水+浄水器
- ダイエット → 硬水 or 炭酸水
- 美容 → シリカ水 or 白湯
- 赤ちゃん → 軟水 or 純水
- 料理 → 和食は軟水、洋食は硬水
「健康に良い水」は存在する?
結論:特定の水で劇的に健康になることはない
水素水やアルカリイオン水に特別な健康効果があるかのような宣伝も見られますが、科学的に確実なエビデンスがあるものは限られております。「この水を飲めば病気が治る」ということはございません。
大事なのは「十分な量を飲むこと」
水の種類にこだわるよりも、毎日十分な量の水を飲む習慣をつけるほうがずっと大切です。1日1.5~2リットルの水分補給を心がけるだけで、体調の改善を実感できるはずです。

「この水を飲めば健康になる」という過大な広告には注意が必要です。国民生活センターにも関連する相談が寄せられておりますので、冷静な判断を心がけてください。
よくある質問
Q. 硬水を飲み続けても大丈夫ですか?
健康な方であれば問題ございません。ただし、飲み慣れていない方がいきなり大量に飲むとお腹がゆるくなることがあります。少量から始めて体を慣らしていくことをおすすめいたします。
Q. 赤ちゃんにミネラルウォーターを使ってもよいですか?
軟水(硬度60mg/L以下)であれば問題ございません。硬水はミネラルが多すぎて赤ちゃんの腎臓に負担がかかる可能性がありますので、必ず軟水をお選びください。
Q. 水を1日2リットル飲むのは多すぎませんか?
健康な方であれば2リットル程度の水分摂取は適量です。ただし、腎臓や心臓に疾患のある方は、主治医にご相談の上で摂取量をお決めください。
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まとめ:自分の目的に合った水を選ぼう
水は種類によって成分も味も異なりますが、最も大切なのは「ちゃんと水を飲む習慣」を持つことです。種類にこだわるのはその次でかまいません。
まずは手軽に始められる水道水+浄水器で十分です。さらにこだわりたい方は、この記事を参考に目的に合った水をお選びください。
参考リンク:
- 厚生労働省 – 健康のため水を飲もう
- 日本ミネラルウォーター協会
- e-ヘルスネット – 水分補給と健康(www.e-healthnet.mhlw.go.jp・サイト終了)
水の種類に関する追加Q&A
Q. シリカ水は本当に美容に効果がありますか?
シリカ(ケイ素)はコラーゲンの生成を助ける働きがあるとされ、美容業界で注目されている成分です。ただし、シリカ水を飲むだけで劇的な美肌効果が得られるという科学的根拠は、まだ十分とは言えない状況です。シリカは食品からも摂取できる成分ですので、シリカ水はあくまで日常の水分補給の選択肢のひとつとして考えるのが良いでしょう。過度な期待をせず、バランスの良い食事やスキンケアと組み合わせることが大切です。
Q. 炭酸水を毎日飲み続けても体に悪くないですか?
糖分の入っていない無糖の炭酸水であれば、毎日飲んでも基本的に問題ございません。ただし、飲みすぎるとお腹が張ったり、ゲップが増えたりすることがあります。また、炭酸は歯のエナメル質をわずかに溶かす可能性があるため、だらだらと長時間かけて飲むのは避けたほうが良いでしょう。1日500ml~1L程度を目安に、食事中や食後に飲むのがおすすめです。
Q. 災害時に備えておくべき水の量はどれくらいですか?
内閣府の防災ガイドラインでは、1人1日3リットルを最低3日分(計9リットル)備蓄しておくことが推奨されております。できれば1週間分(21リットル)あると安心です。ローリングストック法を使えば、普段飲む水を買い足しながら備蓄できるため、賞味期限切れの心配もなくなります。

※この記事の情報は一般的な内容です。健康に関する判断はかかりつけ医にご相談ください。
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