「赤ちゃんにお水を飲ませてよいのはいつからなのか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。特に初めての育児では、水分補給のタイミングや使う水の種類に迷ってしまうものです。
結論から申し上げますと、赤ちゃんへの水分補給は離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃からスタートするのが一般的です。それまでは母乳やミルクだけで十分な水分が摂れていますので、無理に水を飲ませる必要はございません。
この記事では、赤ちゃんへの水の与え方と安全な水の選び方を、月齢別に詳しく解説いたします。ミルク作りに使える水・使えない水の違いについてもしっかりお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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赤ちゃんに水を飲ませるのはいつから?
離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃から
一般的に、離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃から水や麦茶を少しずつ与えて問題ありません。それまでは母乳やミルクで十分な水分が摂れていますので、無理に水を飲ませる必要はありません。
新生児〜生後4ヶ月は控えましょう
新生児期に水を与えると、必要な栄養分(母乳やミルク)の摂取量が減ってしまう可能性があります。また、赤ちゃんの腎臓はまだ未発達のため、過剰な水分は負担になることもあります。
お風呂上がりや暑い日の対応
お風呂上がりに「水分補給させなければ」と焦る方もいらっしゃいますが、生後4ヶ月までは母乳やミルクで対応すれば大丈夫です。無理に水を飲ませなくても問題ございません。

赤ちゃんに安全な水の種類
水道水(煮沸後)
日本の水道水は安全ですが、残留塩素が気になる場合は10分以上沸騰させて冷ましたものをお使いください。トリハロメタンも沸騰で除去できます。コストパフォーマンスがもっともよい方法です。
軟水のミネラルウォーター
赤ちゃんには必ず「軟水」(硬度60mg/L以下が理想)を選んでください。硬水はミネラル含有量が多く、赤ちゃんの未発達な腎臓に負担をかける可能性があります。
- 適しているもの:サントリー天然水(硬度30)、い・ろ・は・す(硬度27〜72)
- 避けたほうがよいもの:コントレックス(硬度1468)、エビアン(硬度304)
赤ちゃん専用水
和光堂「赤ちゃんの純水」やピジョン「ピュアウォーター」など、赤ちゃん用に作られた水です。ミネラルを含まない純水で、ミルク作りにそのまま使えます。外出時に特に便利です。
浄水器の水
残留塩素や不純物を除去した浄水器の水も使用可能です。ただし、ミルク作りに使う場合は一度沸騰させてからにしてください。浄水器の水は塩素が除去されている分、雑菌が繁殖しやすいため早めにお使いください。
ウォーターサーバーの水
天然水タイプのウォーターサーバーであれば、軟水のものは赤ちゃんにもお使いいただけます。温水機能があるため、夜中のミルク作りが格段に楽になるのが大きなメリットです。
- 水道水(10分以上煮沸後)
- 軟水のミネラルウォーター(硬度60mg/L以下)
- 赤ちゃん専用水(純水)
- 浄水器の水(煮沸後)
- ウォーターサーバーの水(軟水のもの)
ミルク作りに使える水・使えない水
使えるもの
- 水道水(沸騰後70度以上に冷ましたもの)
- 軟水のミネラルウォーター(加熱してから)
- 赤ちゃん専用水(そのまま or 加熱して)
- 浄水器の水(沸騰後)
使えないもの
- 硬水のミネラルウォーター
- アルカリイオン水
- 水素水
- 井戸水(水質検査済みなら可)

赤ちゃんへの水の与え方【月齢別ガイド】
生後5〜6ヶ月
スプーンで少量(小さじ1〜2杯)から始めてください。白湯か麦茶がおすすめです。嫌がったら無理に飲ませなくて大丈夫です。
生後7〜8ヶ月
ストローマグやスパウトで練習開始です。食事の合間に少しずつ、1回30〜50ml程度が目安になります。
生後9ヶ月〜1歳
コップ飲みの練習も始めましょう。食事中や食後に水や麦茶を自由に飲めるようにしてあげてください。
1歳以降
大人と同じように水分補給ができるようになります。ただし、一度にたくさん飲ませるのではなく、こまめに少しずつが基本です。
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赤ちゃんの脱水サインに注意しましょう
- おしっこの量が減る(オムツの回数が減る)
- 唇や口の中が乾いている
- 泣いても涙が出ない
- 元気がない・ぐったりしている
- 皮膚をつまんでも戻りが遅い
これらのサインが見られたらすぐに水分補給をし、改善しない場合は小児科を受診してください。

よくある質問
Q. 赤ちゃんに水を飲ませすぎるとどうなりますか?
水を飲ませすぎると「水中毒」を引き起こす可能性があります。体内のナトリウム濃度が低下し、けいれんや意識障害といった症状が出ることがありますので、適量を守ることが大切です。
Q. 麦茶はいつから飲ませてよいですか?
ノンカフェインの赤ちゃん用麦茶であれば、生後1ヶ月頃からお飲みいただけます。ただし、積極的に与える必要があるのは離乳食開始後からです。
Q. ウォーターサーバーは赤ちゃんのいる家庭に必要ですか?
必須ではありませんが、あると非常に便利です。特にミルク育児の場合、温水と冷水を混ぜるだけで適温のミルクが作れるため、夜中の授乳の負担が大幅に軽減されます。
Q. 赤ちゃんにジュースを飲ませてもよいですか?
1歳未満の赤ちゃんにジュースは推奨されていません。糖分が多く含まれているため、虫歯や偏食の原因になることがあります。水分補給は水か麦茶が基本です。
Q. 硬水を飲ませてしまった場合はどうすればよいですか?
少量であれば過度に心配する必要はありません。ただし、お腹がゆるくなったり嘔吐したりする場合は、かかりつけの小児科にご相談ください。
まとめ:赤ちゃんの水は「軟水」「適量」「適切な時期」がポイント
赤ちゃんの水分補給は、離乳食が始まる5〜6ヶ月頃からスタートで問題ありません。使う水は軟水を選び、無理に飲ませすぎないことが大切です。迷った場合はかかりつけの小児科医にご相談ください。
参考リンク:
赤ちゃんの水に関する追加Q&A
Q. 赤ちゃんの白湯は毎回作り直す必要がありますか?
白湯は作り置きした場合、冷蔵庫で保管して24時間以内に使い切るのが理想です。常温での放置は雑菌が繁殖しやすくなるため避けましょう。ウォーターサーバーがあれば温水と冷水を混ぜるだけで適温の白湯が作れるため、毎回沸かし直す手間が省けます。特に夜間の授乳時はこの手軽さが大きな助けになります。
Q. ペットボトルの赤ちゃん専用水と水道水、どちらがよいですか?
どちらでも問題ありませんが、外出時はペットボトルの赤ちゃん専用水が便利です。ご自宅では水道水を煮沸したものやウォーターサーバーの水で十分です。コストの面では水道水を煮沸する方法がもっとも経済的ですが、時間と手間を考えるとウォーターサーバーのほうが効率的という方も多いです。
Q. 赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーを選ぶときのポイントは?
もっとも重要なのはチャイルドロック機能の有無です。温水のやけど事故を防ぐために、チャイルドロックは必須と言えます。また、サーバーの安定性(転倒防止ワイヤーの有無)や、水の硬度(軟水であること)も確認しておきましょう。赤ちゃんが成長してつかまり立ちをする頃には、特に注意が必要です。

※この記事の情報は一般的な目安です。お子さまの状態に合わせて、かかりつけ医にご相談ください。
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