「お湯が出ない」「水がぬるい」「変な音がする」――ウォーターサーバーを使っていると、こうした不具合に遭遇することがあります。故障かもしれないと思ったとき、修理にどのくらい費用がかかるのか、保証で対応してもらえるのか、気になりますよね。
多くのメーカーでは、通常使用で起きた故障であれば無償で修理・交換に対応しています。しかし、利用者の過失による故障では費用が自己負担になることもあります。この記事では、故障のサインや修理費用の目安、保証の仕組みをくわしく解説します。

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ウォーターサーバーの故障を疑うサイン
以下のような症状が出たら、故障の可能性があります。
1. お湯が出ない・ぬるい
温水がまったく出ない、または温度がいつもより低い場合は、ヒーターやサーモスタット(温度調節装置)の故障が考えられます。ただし、ボトル交換直後やエコモード中は温水の温度が一時的に下がることがあるため、30分〜1時間ほど待ってから判断しましょう。
2. 冷水がぬるい
冷水の温度が高い場合は、コンプレッサー(冷却装置)の故障や、サーバーの設置場所が高温すぎることが原因の可能性があります。直射日光が当たる場所や暖房器具の近くに設置していないか確認してください。
3. 異音がする
ウォーターサーバーは冷却時にコンプレッサーの動作音がしますが、今までと明らかに違う大きな音やカタカタという異音は故障のサインです。ただし、ボトル交換直後のボコボコ音や下置きタイプの汲み上げ音は正常です。
4. 水漏れ
ボトルのセット不良や結露ではない水漏れは、内部部品の故障が原因の可能性が高いです。
5. 水の味やにおいがおかしい
水にカビっぽいにおいやプラスチックのような味がする場合は、サーバー内部の衛生状態に問題があるか、部品の劣化が起きている可能性があります。
故障かどうか判断に迷ったら、メーカーのカスタマーセンターに電話で症状を伝えましょう。電話口で簡単なチェック方法を案内してくれることも多いです。
自分で対処できるケース
メーカーに連絡する前に、以下の点を確認してみましょう。意外と簡単に解決するケースもあります。
電源プラグが抜けていないか
掃除のときにうっかりコンセントを抜いたまま、というケースは意外と多いです。プラグがしっかり差さっているか確認しましょう。
チャイルドロックがかかっていないか
お湯が出ない場合、チャイルドロックがかかっている可能性があります。ロックの解除方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
ボトルが空になっていないか
ボトルの水がなくなると、冷水・温水ともに出なくなります。ボトルを交換してみましょう。
背面の通気口がふさがっていないか
サーバーの背面は放熱のために壁から10cm以上離す必要があります。壁にぴったり付けていると、放熱が不十分で冷却機能が低下します。

メーカー保証の仕組みと修理費用
メーカー保証で無償対応になるケース
通常の使用方法で発生した故障は、ほとんどのメーカーが無償で修理・交換に対応しています。具体的には以下のようなケースです。
- 製品の初期不良
- 経年劣化による部品の故障
- 配送中の衝撃による破損
- 地震や落雷などの自然災害による故障(メーカーによる)
レンタルモデルの場合、サーバー本体はメーカーの所有物なので、通常使用での故障は原則メーカーが負担します。
利用者が修理費用を負担するケース
- 利用者の不注意や誤った使い方による故障
- 子どもやペットのいたずらによる破損
- 引っ越しなどの移動中に破損させた場合
- サーバーの改造や分解を行った場合
修理費用の目安
| 故障内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 給水コックの交換 | 数千円〜5,000円程度 |
| ヒーター・コンプレッサーの修理 | 10,000円〜20,000円程度 |
| 本体の全損・交換 | 20,000円〜33,000円程度 |
※上記は自己負担の場合の一般的な目安です。メーカーや故障の程度によって異なります。
安心サポートパック・保証パックの活用
多くのメーカーでは、月額数百円の有料サポートパックを用意しています。加入しておくと、利用者の過失による故障でも修理費用が減額されるなどのメリットがあります。
安心サポートパックの主な内容(メーカーにより異なります):
- 過失による故障の修理費用が減額(例:33,000円→5,500円)
- 引っ越し時のサーバー移設サポート
- 定期メンテナンスの実施
- 水漏れによる損害の補償
月額500円前後で加入できるケースが多いため、小さなお子さんやペットがいるご家庭では加入しておくと安心です。

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故障を予防するためのメンテナンス
日頃のちょっとした手入れで、故障のリスクを大幅に減らすことができます。
1. 給水コックの清掃
週に1回程度、コック周りを清潔なふきんやアルコール除菌シートで拭きましょう。汚れの蓄積はコックの劣化を早めます。
2. 背面のホコリ除去
サーバーの背面には放熱用のフィンやファンがあります。ホコリがたまると冷却効率が下がり、コンプレッサーに負荷がかかります。月に1回程度、掃除機やブラシでホコリを取り除きましょう。
3. ドリップトレイの清掃
コックの下にある受け皿(ドリップトレイ)は取り外して洗えるものがほとんどです。週に1回は水を捨てて洗いましょう。
4. 電源は常時オンにする
節電のために電源を頻繁にオン・オフするのは、故障の原因になります。ほとんどのメーカーが電源を常時入れておくことを推奨しています。長期間使わない場合は、メーカーの指示に従って水抜きをしてから電源を切りましょう。
サーバーを自分で分解して修理しようとするのは絶対に避けてください。感電や火災のリスクがあるだけでなく、保証が無効になる場合があります。
よくある質問
Q. 故障したらすぐに新しいサーバーに交換してもらえる?
メーカーや故障の内容によりますが、修理よりも交換のほうが早い場合は、新しいサーバーを送ってもらえることがあります。交換までの期間は数日〜1週間程度が一般的です。
Q. サーバーが古くなったら交換してもらえる?
レンタルモデルの場合、一定期間(2〜3年程度)ごとに定期交換を行っているメーカーもあります。交換の時期や費用は契約内容によるため、マイページや契約書で確認しましょう。
Q. 保証期間はどのくらい?
レンタルモデルの場合、契約期間中はずっと保証が適用されるのが一般的です。購入モデルの場合は、メーカーによって1〜3年程度の保証期間が設定されています。
Q. 故障中の代替サーバーは借りられる?
メーカーによっては、修理期間中に代替のサーバーを無料で貸し出してくれるサービスがあります。修理に時間がかかる場合は、代替機の有無をメーカーに確認してみましょう。代替機がない場合は、ペットボトルの水で一時的に代用することになります。
Q. 買い取り型とレンタル型で保証に違いはある?
レンタル型はサーバーがメーカーの所有物なので、通常使用による故障は基本的にメーカーが無償で対応します。買い取り型の場合は、保証期間内は無償対応ですが、保証期間を過ぎた後の修理は全額自己負担になるケースが多いです。長く使う予定なら、レンタル型のほうが修理面で安心です。
Q. 故障の連絡はいつすればいい?
異常に気づいたらできるだけ早く連絡しましょう。小さな不具合を放置すると、より大きな故障につながることがあります。多くのメーカーのカスタマーセンターは平日の9:00〜18:00に対応していますが、一部は土日対応や24時間受付のメーカーもあります。
故障しにくいサーバーの選び方
故障のリスクを減らすために、サーバー選びの段階でチェックしたいポイントを紹介します。
- メーカーの実績:大手メーカーは品質管理が行き届いており、故障時のサポート体制も充実しています
- 定期メンテナンスの有無:定期的にサーバーを交換してくれるメーカーなら、経年劣化による故障を心配する必要が少なくなります
- 保証パックの内容:月額数百円の保証パックがあるメーカーは、万が一のときにも安心です
- シンプルな構造:高機能モデルは便利ですが、機能が多いほど故障のリスクも高くなります。必要な機能を見極めて選びましょう
まとめ
ウォーターサーバーの故障は、通常使用で起きたものであれば多くのメーカーが無償で修理・交換に対応してくれます。利用者の過失の場合は数千円〜数万円の費用が発生しますが、安心サポートパックに加入しておけば負担を軽減できます。
日頃のメンテナンスとして、給水コックや背面の掃除、電源の常時オンを心がけることで、故障のリスクを大幅に減らせます。「おかしいな」と思ったら自己判断せず、メーカーに連絡しましょう。
万が一故障した場合でも、メーカーのカスタマーセンターに連絡すれば、電話口で簡単なチェック方法を案内してくれることも多いです。修理や交換が必要な場合でも、通常は数日〜1週間程度で対応してもらえます。日頃の手入れと、いざというときの連絡先を控えておくことで、安心してウォーターサーバーを使い続けられます。

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